川北義則の本を久し振りに
引き出して読んでいる。
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そこには彼独特の「品格論」が展開されている。
男は基本的に硬派であるべし。知性も教養もある上、
理不尽や不正義には一歩も引かない勇敢さを持ち、
いつ如何なる時にも自分の考えを持っていて、決して
ブレない。誰が何と言おうとも自分の生き方の筋を通す。
対人関係も譲る所は譲るが、絶対に譲れないところは断固として押し通す。
少し前の出来事
秋葉原の無差別な殺人事件など見ていると、
人の命を軽く扱い過ぎる。あまりも短絡的で自分勝手すぎる。
この事件もそうだが、子殺し、親殺しなど、
そんな事件を起こせば自分自身も大変な目に遭うこと位、察しがつく。
それでもやってしまうのは心がやせている証拠である。
自分の感情には忠実だが、他人の身になって考えると
いうことがない。
プライドがなくなれば人間はエゴイストになる。
自分中心に考えて恥じない。
誰しも
生きていれば不安や迷いが必ずある。
だが、自分の何かに自信を持てば、不安を抱え
迷いながらも前向きに生きられる。
何もないと不安や迷いの中でしか生きられない。
それでは誰からも尊敬されない虚しい人生しか
訪れない。
全ては自分の中にある。
『男はちょっと硬派がいい』
『男の品格』
共に川北義則著
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