
茶道の世界において、
お茶席でもてなす相手とは
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もう二度と会うことがないかも知れないので
いいお茶を入れてあげようと努力する姿勢のことを
「一期一会」を言います。
千利休の弟子宗二の『山上宗二記』に
「一期に一度の会」とあるのが元になっています。
「一期」は仏教語で、
人が生まれてから死ぬまでの間の意味があります。
人生は人と人の出会いによって
絶えず繰り広げられますから
仕合せな人生をつくるためにも
出会いを大切にしたいものです。
人との縁にあっては
徳川将軍家の剣の指南役であった「柳生家」に
有名な家訓があります。
江戸時代の初期に、家康、秀忠、家光の3代に
仕えた柳生宗矩の言葉と伝えられています。
「小才は縁に出会って、縁に気付かず
中才は縁に気付いて、縁を生かさず
大才は袖すり合った縁をも生かす」
案外、自分にとって
将来の鍵を握る人が身近にいるかも知りません。
また、逆に近くにいるすぎるために
その存在が気付かないこともあります。
何事につけても、あまり打算的にならず
会う人一人ひとりの出会いを
大切にしていきたいものです。
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