2011年05月18日

不運と不幸の省察



不運と不幸の省察

幸運の女神は

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誰に対しても公平に
三回は微笑みかけると言われる。
しかし折角、微笑みかけても
知らん顔している人も多い。
あとになって気付いても、もう遅いのだ
そうである。
何故なら、幸運の女神には
前髪しかなく
後ろ髪がないから。

だから幸運を掴むには
待ち構えていて捕まえなければならない。

だが、最初にやってくるのは
馬の背に乗った悪い使者であるから
気をつけなければいけない。

幸運の女神ははにかみ屋で
牛の背に乗ってやってくる。
そして、さんざん苦労した人に
ニッコリ微笑みかける。

作家の津島佑子さんは
被災地の皆さんに向けて
「不運と不幸は違う」と書いていた。

「どんな不運に見舞われても、
不幸になっちゃいけないよ」
 と。
翻ってみれば
苦労もしないで手に入れたものは
本物ではなく、すぐに手元から離れていく。
然も与えられたものは小さく
自らの手で勝ち取ったものが大きい。

楽を追えば楽は逃げてゆき
苦労から逃れようとすれば
苦労は追いかけてくる。

そうであるならば
いっそ思い切って苦労の
ふところに飛び込んでゆくほうがいい。





Posted by 左近法務事務所 at 10:32
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