2010年11月27日

東京入管



長野にも出張所はありますが、大きな事案は
----------------------------------------------------------

この東京入局管理局まで出掛けます。
略して「東京入管」

先日も依頼者ご夫婦と
東京入管まで出向きました。

この方の事案は
「在留特別許可願」と呼びまして
これを手掛けられるのは
認定された弁護士・行政書士
以外にできません。

では
「在留特別許可願」とは何か
簡略に説明しますと
オーバーステイ(不法滞在)
になった外国人が入管に出頭して
違反事実を事実を申告することです。

入管では基本的に
「強制退去の手続き」を説明しますが
日本人と結婚している等の理由で
「在留特別許可願」を認めて
もらえれば引き続き
日本での生活ができるようになります。
(最終的には法務大臣の裁量によります)

オーバーステイ(不法滞在)
を白眼視する人もいますが
私の知り得る限りの多くの夫婦は
真実の婚姻であり
善良な市民生活を営んでいます。

知らない外国の地
日本で一生懸命
生きようとしている
外国人の皆さんに
どうか温かいまなざしで
支援していただきたい。

そんな思いを感じる
今日この頃です。








Posted by 左近法務事務所at 19:06
Comments(0)

2010年11月27日

白馬での「遺言・相続・成年後見」講話




先日
とある団体から依頼があって白馬まで出掛けた。
------------------------------------------------------------------
テーマは
「遺言・相続・成年後見」
都合2時間ほどの講演
(むしろ講話です)
でしたが、皆さん真剣に
聴いて下さったのが
印象的でした。

講話中には質問責めにも
合いましたが
身近な問題でもあったため
現実味を帯びた
鋭い内容になりました。

講話後、皆さんと会食をし
その夜は用意していただいた
ホテルで宿泊。

こうした時
枕と布団が変わると
眠れない性格は
何か損な感じがしました。

身近なテーマでしたが
矢張り奥は深いと言えそうですね。



Posted by 左近法務事務所at 18:01
Comments(0)

2010年11月26日

自信を持って生きること



「もしあなたが自分に自信を持っていないのならば、
 人生のレースにおいて、2度負けている。
 自信があれば、始める前に既に勝っているだ」。
-
------------------------------------------

これは古代ローマの政治家
キケロの言葉である。

自信は私の業務において
重要なキーワードであり
間違っても相談者・依頼者の前で
困った素振りや
困った顔は見せられない。

相談者や依頼者は
困っているから
事務所の門をたたくわけであり
ある意味、毅然と対応しなければ
ならない理由がそこにある。

問題の解決の仕方は
決して一つではない。
いつも多角的にして
巨視的に微視的に
捉えていけば
最善の解決策が
見出されてくる。

最終的な結論を出すに
及んでは、そのことで
眠れない夜もある。

人さまのお役に立つなどと
言ったきれい事は
先ず意識から排除して
研ぎ澄まされた
メスのように
微に入り細に亘って
分析し
検証し
答えを見つけるのである。

しかし
それでも判断を誤ることがある。
そうした場合、もう一度
原点に立ち戻り
見つめ直し
考え直す。

キケロの言葉をもう一つ
引用するならば
「知恵とは求むべきもの
 及び避くべきものについての
 知識なり」。


行政書士 青木法務事務所HP
http://www.aoki-houmu.com/





Posted by 左近法務事務所at 18:58
Comments(0)

2010年11月25日

積善の家



易経に「積善の家に余慶あり、不積善の家に余殃(よおう)あり」
--------------------------------------------------------------------------------
という言葉がある。

善行を積み重ねた家には、必ず子々孫々の
後に至るまで幸福が及ぶものであると
言われる。
また
不善を積めば、その家は後世まで災禍を
受けるものであると言われる。

さて、これをそのまま
真に受けると災いが起こるのは
ご先祖様が何か悪いことでも
しでかしたために、その子孫が
迷惑を被っていると言った
図式になってしまう。

果たしてそうであろうか。

元々、易経は占いの古典であって
因果関係など明確ではない。

相続や離婚の相談を受けて
今の不幸や災いが
先祖から来ていると話される方も
いるが私はそうは思っていない。

今の姿は
文字通り、自分自身に帰結する
ものであって先祖は何ら関係ないと
思っている。

禍福はあざなえる縄のごとく
全ての人について回る。

どんな状況でも
現実を肯定的に受け入れ
良い方向へと解釈し
最善の解決をはかろうと努力すれば
必ず道は拓けてくる。

私はそう信じている。


行政書士 青木法務事務所HP
http://www.aoki-houmu.com/





Posted by 左近法務事務所at 19:29
Comments(0)

2010年11月24日

三つの心



人間はだれしも三つの心をもっている

『人生愉しみの見つけ方』で
川北義則は書いている。

1・親の心
2・大人の心
3・子供の心

人は、この三つの心を
無意識のうちに使い分けて生きている。

こどもや目下に接するときは
親の心。

仕事をしているときは
大人の心。

恋人といるときは
子供の心。

人は子供の心からスタートするが
成長するにしたがって
それぞれの心が育っていく。

この三つの心がバランスよく
取れていると
人生が一番スムーズに運ぶ。

ただし
これを間違って使うと
心の歯車が狂ってしまう。

子供たちを置き去りにして
餓死させてしまった母親。
世間では「鬼のような母親」と
呼んだ。
敢えて弁護する訳ではないが
きっと心の歯車が
狂ってしまっていたのかも
知れない。

行政書士 青木法務事務所HP
http://www.aoki-houmu.com/





Posted by 左近法務事務所at 19:18
Comments(0)

2010年11月02日

いいこともわるいことも長続きしないか



形あるものは
いつか滅びるのが
世の常である。

さて
いいこともわるいことも長続きしない
-------------------------------------------
と言われるが
実際そうでもない。

いいことが
当然ながら長続きがしないことは
ある意味、理にかなっていると言えようが
わるいことが
まだんなく重なる人もいる。

そうした人の話を聞くたびに
ある一定の法則が見えてくる。

その悩み
その苦しみから
逃れようとするのだが
「逃れるとこ」に全精力を注ぐために
その悩み
その苦しみに
立ち向かうための
正しい努力と知恵が
垣間見られないとである。


一つのオールで
舟を漕ごうとして頑張っても
堂々巡りで
一向に前には進まない。

報われない努力は
ないが
そこに
ほんの少しの知恵が
働けば

道は拓ける。



Posted by 左近法務事務所at 11:53
Comments(0)