2010年08月19日

邪馬台国の謎⑤:四隅突出型墳丘墓

邪馬台国の謎⑤:四隅突出型墳丘墓

四隅突出型墳丘墓は弥生時代中期以降に
出現します。
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吉備・山陰・北陸の各地方で行われた墓制で
方形墳丘墓の四隅がヒトデのように飛び出した
特異な形の大型墳丘墓です。(写真参照)

(突出部には葺石や小石を施すという墳墓形態。)


山陰〜北陸にわたる日本海沿岸の文化交流圏として
ヤマト王権以前に成立していた王権を想定する
研究者もいます。

また、島根県安来市(旧出雲国)に
古墳時代前期に全国的にも抜きん出た大型方墳
(荒島墳墓群の大成、造山古墳)が造営されますが
四隅突出型墳丘墓の延長線上に築かれたものと
考える研究者もいます。

方墳を司ったとも言われる物部氏。
日本書紀や古事記から抹殺された物部氏。
その残影が
書物以外から所見されていると思われますね。

  *邪馬台国の所在地
   以後も不定期ですが続きます。


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Posted by 左近法務事務所 at 20:07
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