
簡裁または地裁で起こされる訴訟は
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年間約50万件あると言われます。
ハンイリッヒの法則に用いれば
1件の重大災害(事件)が発生する背景には
29件の軽微な事故(事件)と
300件の潜在的な事故(事件)が
あると言えるでしょう。
つまり
50万件の訴訟背後には
1,500万件の潜在的なもめごと
があると考えられる訳です。
その多くは裁判を経ずに
妥協したり泣き寝入りしたりしているものです。
一旦、訴訟を起こし
訴訟の途中で和解ができない場合は
証人尋問が行われ
原告と被告の主張する事実が対立し合う様子は
よく知られるところです。
しかしどちらが本当のことを言っているか
判らない。
モンテーニュは
「真実と嘘は同じ顔つきをしている」と
書いていますし
まじめで誠実な人が真実を語るとは
限りませんね。
これがある意味社会の現実であると
言えるかも知れません。
*参考書籍
矢部正秋『プロ弁護士の思考術』
”人は自分の利害が関わると事実を曲げる”
相続・告訴告発・離婚・内容証明
会社設立・在留資格・成年後見
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行政書士 青木法務事務所HP
http://www.aoki-houmu.com/