
不文律を広辞苑から拾い出しと
-----------------------------------
概ね二つの意味がある。
①不文法に同じ。
(文書によって制定されることなく成立したおきて)
②暗黙の了解事項になっているきまり。
である。
川北義則氏は『人生愉しみの見つけ方』
の中で「偽物にだまされるのは本物をしらないからだ」
と書いている。
自分に確固たるモノサシがないから
正確な判断ができない。
書画骨董の世界には「だまされる方が悪い」
という不文律があるそうなのである。
そうして見れば
あの「何でも鑑定団」で出てくる
あまたの書画骨董の類など
本人は本物と思い何百万円の値打ちが
あると豪語するが、実際その道の専門家が
鑑定すると一万円にも満たない結果が出たりする。
また逆に本人価格が何千円単位であったものが
鑑定結果で何十万、満百万に膨れ上がったりする。
よい結果が出れば、本人は大喜びするが
その反対であれば落胆ぶりは大きい。
こうした鑑識眼のギャップは書画骨董、絵画に
限らず「人を見る目」にも表れる。
先ずはレッテルで相手を信用すること。
名刺の肩書きや職業など最も目に触れるものである。
また評判や履歴、外見、態度や言葉使いなど
で判断してしまう。
一時、ブームにもなった『人は見た目が9割』など
もある意味、感性や鑑識眼を鈍化させている
かも知れない。
だから、そのあと「そんな人とは思わなかった」と
後悔したり嘆いたりする。
モンテーニュの言葉ではないが
「真実と嘘は同じ顔つきをしている」
ことを、よくよく認識しておかなければならない。
相続・告訴告発・離婚・内容証明
会社設立・在留資格・成年後見
↓
行政書士 青木法務事務所HP
http://www.aoki-houmu.com/