2011年02月06日

”原因”と”結果”

”原因”と”結果”

「因果」とは、もともと仏教用語に由来する。
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”原因”と”結果”を指し
存在するものについての因果律を言うとともに
人間の行為についても善因善果・悪因悪果・
因果応報と言われるように
行為の結果と原因の間には
必然的な関係があるとされている。

例えば
「因果をふくめる」とは
仕方ないものとして諦めさせることを意味する。
また「因果な話」とは
当然な結果で、目こぼしがないことを言う。

因果をものの存在の因果関係の意味に
用いることはインド仏教で行われたが
日本では殆どない。

因果応報と言えば
悪因悪果の意味に用いられ
善業については言わないのが普通である。
因果と言っただけで
過去の悪業を意味する場合もある。

他方
善き行為が原因で善き結果をもたらす
所謂、善因善果の場合は
「果報」という言葉で表わされる。

果報者とは仕合せな人を意味し
「果報は寝てまて」などは
そうした例の一つである。

総じて
果報は本来、行為の結果を指した
言葉と呼べる。


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Posted by 左近法務事務所 at 16:31
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